2月26日、すばるホールで「ウェルネス健幸ウォーキング研究会」主催の講演会が行われた。
大阪公立大学客員教授の緒方清隆さんと、ロコモ・フレイル予防医学の第一人者で医師の宮田重樹さんが登壇。ウォーキングや、ロコモ(加齢などによる運動機能の低下)予防にスクワットなどを行う「ロコトレ(ロコモーショントレーニング)」について講演した。宮田さんは「これだけは覚えて帰って!フレイル・ロコモは万病のもと。ウォーキング・ロコトレは万能薬」と強調し、締めくくった。
講演後、「ウォーキングはタダでできる。予防していけば介護医療費も低減できる。専門異分野が手を取って横のつながりを持ち、住民主体で活動し、行政がサポートする仕組みを目指す」と、緒方さん。
また、宮田さんは「自分の意思で自由に動ける幸せに気付いてほしい。年がいったら〝介護認定を受ける〞〝いかに世話をするか〞という思考が当たり前になっていて自立する方向性が乏しい。どうしたら自立できるかのノウハウを知り、潜在意識を変えていくことが大事。ウォーキングやロコトレ体操を行って元気に動いてほしい」と話した。
同会は年2回、体組成計測、下肢筋力、血流・血圧などの身体計測会を定期的に実施。ウォーキングや運動の効果をデータで見える化して健康状態を自身で把握し、健康意識を高める。
次回は15日金剛連絡所
次回の身体計測会は3月15日1時〜4時、金剛連絡所2階ホール。誰でも参加可能。申し込み不要。当日会場へ。参加費無料。スマホ持参。
問い合わせは緒方さん090・4644・7962