[和泉市]「彩生館」は来年3月閉館 新たなリユース策を始める

投稿者 記者・ 髙見

彩生館の様子

和泉市リサイクルプラザ「彩生館」(室堂町)が来年3月に閉館することが決まった。97年に開館した彩生館は市民から提供があった不要品を格安で販売、フリーマーケットの開催、おもちゃの病院を開催するなど市民のリユース活動、リサイクル活動の拠点の場として運営されている。

しかし、民間のリサイクルショップの市内での店舗数の増加、インターネットによる不要品売買の普及が増えたため閉館が決まった。市生活環境課によると、彩生館で取り扱ったリサイクル品は、ピーク時は18年度の2万6967件だったが年々減少し22年度には1万7233件だった。

査定サイト会社と連携

また、和泉市は10月に一括査定サイト「おいくら」を運営する株式会社マーケットプライズと連携協定を締結した。新たなリユース施策として導入された「おいくら」は、ウェブサイトを通して不要品の査定依頼をすると全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼がされ買取価格が提示される。買取価格の比較が容易にできるため売却する店舗を見つけやすく、希望すれば出張買取も可能で大型の家具や家電の売却も便利だ。

市はリユース活動を促進し廃棄物の削減を呼び掛けていく。

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年11月16日)時点のものです。

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