[堺市南区]50年近くたった泉ヶ丘ひろば専門店街 4月から建て替え 南海が25年完成

投稿者 記者・ 山本裕

泉ケ丘駅前の複合ビルの完成予想図

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地上4階、地下1階 広場は2階に
25年10月オープン 泉ケ丘駅前の複合ビル

南海電鉄は7日、泉北高速泉ケ丘駅南側の泉ヶ丘ひろば専門店街の一部を建て替えてリニューアルする計画を発表した。地上4階地下1階の商業・オフィス複合ビルを建設し、2階部分にパンジョやビッグバン、ビッグアイともつながる広場を整備する。2025年9月の完成、10月オープンを目指している。

建て替えられるのは、現在の「いずみがおか広場」を中心とした北側や東側など、専門店街の一部エリア。

地上4階地下1階約延べ1万6千平方メートルのビルを建設する。現在の商業施設はニュータウンの街開き当初に府企業局が建設。14年に南海電鉄に譲渡されたが老朽化が進み、建て替えなどの更新が課題となっていた。

計画によると、ビル2階部分に大規模な広場を設けて、泉ケ丘駅のロータリーデッキと一体化。パンジョやビッグバン、ビッグアイとも行き来しやすくするほか、25年に開設予定の近畿大学医学部と近畿大学病院に向かうルートとして、バリアフリーの機能を高める。2階以外の各階にも広場を設け、屋上広場も設けるという。現在の広場は建物の一部となり、広場の機能は2階に移される。

建て替え計画予定地

企業の誘致も

テナントには店舗や金融機関、医療施設などを想定しているが、3階や4階をオフィスにして企業を誘致することも検討している。

堺市は泉北ニュータウンを、職住近接の街へと転換しようとしており、オフィス誘致も市の方針に沿って検討を進めるという。

工事は4月から始まり、6月中旬には現在の広場が閉鎖される予定。これまで広場で行っていたイベントは、デッキやビッグバン前の広場、ビッグアイのホールなどを使って続けていく。

今回のビル建設は南海が進める「泉ケ丘駅前活性化計画」の一環で、同社は今後も駅周辺の活性化に取り組み、泉ケ丘周辺を次代の沿線中核都市とすることを目指している。

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年3月16日)時点のものです。

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