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南海電鉄は車内でのセキュリティ向上と犯罪抑制のため6月15日から8300系の車両に防犯カメラを設置した。
今年度中には8300系(計116両)すべてに導入する予定だという。
南海では、既に特急列車(ラピート等)の乗車口に防犯カメラが設置されていたが、乗車口付近の映像のみだった。
今回、8300系に搭載されるカメラは乗車口ドア上部に取り付けられるが、死角がなく車内全体を映すことができる。
カメラは1両につき4台設置され、乗客周知のため設置部付近に防犯カメラ作動中のステッカーを貼付。カメラ機能は、録画機能とリアルタイムに映像を共有できる機能の両方を持ち合わせているが当面は録画機能のみを活用していく。
28年度までに全車両に
南海によると来年度以降は特急車両、観光列車「天空」、高野山ケーブルカーを含む他の車両にも設置を進め、28年度までには全車両の運用開始を目指す。(映像は同社のプライバシーポリシーに基づき取り扱い)
「車内での犯罪行為は依然起きている。防犯カメラで犯罪抑止効果が期待できる」と鉄道警察隊。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年7月14日)時点のものです。