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秋の地域安全運動初日の10月11日、南区役所前に、ランニングパトロールと書かれた青のTシャツを着た南区を見守るメンバーが結集した。
南堺署阿部署長はじめ署員一同、南堺防犯協会、南堺コンビニ防犯協議会、パトランSEMBOKU、各地域の見守り隊、そして中山南区長ら約60人。普段はそれぞれの場所で見守り活動を行っているが、一堂に会して顔を合わせ南区を守ろうと決意を新たにした。
府警シンボルマスコットのフーくん・ケイちゃんも参加したオープニングセレモニーの後、メンバーらはランニングパトロールに出発。この日は原山公園から庭代公園、御池公園で折り返す約5キロのコースを、ランニングチームとウォーキングチームにわかれパトロールを行った。その間南区役所前では、区役所を訪れる人たちに、特殊詐欺の注意を呼びかけながら啓発品と、小さなパン小屋一休(ひとやすみ)(南区釜室)の協力で製造された、特殊詐欺を止めようとの思いを込めた「止(と)メロンパン」を配布した。
パトランSEMBOKU代表の川口眞利子さんは「他世代との交流は安全安心な町づくりにつながる。住民同士のつながりによる防犯活動を多くの人に知ってもらいたい」と。阿部署長は「南区の住民はとても親切な方が多く大変良い町。これからも安心して暮らせる町を目指して行く」と話した。