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特殊詐欺の未然防止に貢献したとして、7月14日南堺警察署にて、ファミリーマート泉北敷物団地店(オーナー松岡修央さん)と、ファミリーマート栂・美木多駅前店店員坂口兼人さんに、阿部署長より感謝状が贈られた。
6月2日昼、泉北敷物団地店に来店した高齢男性が、3万円分の電子マネーカードの購入を申し出たため、用途を尋ねるために同署から各コンビニに配布されている「よくある詐欺事案の例」が書かれている用紙を見せると、「パソコン画面にウイルスに感染したと警告が表示され、修理費用として電子マネーカードの購入を要求される」事案と一致。対応していた妻の弥生さん(マネージャー)が「詐欺だと思う」と男性を阻止し、松岡さんが、警察に相談するよう男性を説得し電話番号を教えた。その後警察に電話をかけた男性は事なきを得た。
6月26日昼、栂・美木多駅前店に来店した高齢男性が、アップルの電子マネーカードの購入を申し出たため、対応した坂口さんが用途を尋ねると「パソコンがウイルスに感染し修理費用として必要」との話だった上、カード自体をよく理解していないことから詐欺を直感。隣接の交番へ相談に行くよう話し事なきを得た。両コンビニ共に、このような事案は最近多いという。「これからも出来る限り声をかけて止めていきたい」と。同署管内では、コンビニや銀行の協力により被害を未然に防止するケースも多くなっている。