1月29日南堺署で、特殊詐欺の未然防止に貢献したとして三菱UFJ銀行泉ヶ丘支店に対し、阿部署長から感謝状が贈られた。
有名投資家の名前を悪用
1月10日、来店した高齢女性が定期預金を解約して普通口座を作りたいと申し出たため、対応した行員の仲田美季さんが理由を尋ねると、「森永先生(有名投資家)とラインでつながった。投資のために口座を開設して50万円を振り込みたい」と言ったため、不審に感じた仲田さんが口座名義人を確認すると、法人ではなく個人名であったことから詐欺を確信。上司に相談して女性を説得、井上貴恵支店長が警察に通報するという迅速な連携プレーにより事なきを得た。
同行では以前にも詐欺未然防止で感謝状が贈られている。有名投資家の名前を悪用した詐欺や偽の高額当選金など、詐欺を疑うあらゆる事案は銀行でも増加傾向だという。
仲田さんの日頃の経験と冷静な判断から詐欺を見抜き被害を防止したことに阿部署長は「よく気付いてくださり本当に助かりました。ありがとうございます」と感謝。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年2月18日)時点のものです。