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12月6日、南堺署で、特殊詐欺の未然防止に貢献したとして、セブン-イレブン堺光明池駅東店(代表として川内雅雄さん)とファミリーマート栂美木多駅前店の山本綾華(りょうか)さんに阿部署長から感謝状が贈られた。
光明池東は4回目の表彰
いずれも11月7日、電子マネーカードの購入を申し出た高齢男性の様子から、いち早く詐欺だと気付き事なきを得た。
朝8時頃、アルバイト店員から知らせを受けた川内さんが男性から話を聞くと、「パソコンにロックがかかりサポートセンターに連絡すると解除された。セキュリティに加入するため2万3千円のアップルギフトカードが9時までに必要」と言ったため詐欺を直感。「警察へ相談しましょう」と男性に話し通報した。「最近は、セキュリティなどの言葉で信用させる、違う手口も出てきている」と川内さん。同店は2023年中4回目の表彰。
山本さんも、5万円のアップルギフトカードの購入を申し出た男性の様子がおかしいと思い「誰かから何か言われましたか」と尋ねると、「パソコンがウイルスに感染し修理費用が必要」と言ったため、すぐに詐欺だと気付き、店長に知らせ通報した。同店も同年中2回目の表彰。山本さんは「改めて詐欺を認識した。自分の周りでも気をつけていきたい」と。
阿部署長は二人に感謝の言葉を述べた。昨年はコンビニ店員の活躍で多くの詐欺被害が未然に防止された。同署は詐欺手口をまとめたチラシを各コンビニに配布しており被害防止の際に認識してもらう材料としている。
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