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2月17日、南堺警察署にて、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、セブン-イレブン堺光明池東店オーナー川内正晴さん=写真右=と、ローソン堺原山台店オーナー山村祐輝さん=同左=と店員の櫛下町真里子さん=同中央=に、武市署長から感謝状が贈られた。
セブン-イレブン堺光明池東店では、1月29日来店した高齢者が9万円分の電子マネーカードの購入を申し出、用途を聞くとウイルスに感染したパソコンの修復費用として購入を指示されたと話したため、店員が詐欺だと気付き被害を防いだ。また1月31日店内のATMを携帯電話で話しながら操作している高齢者に川内さんが、詐欺防止のポスターを指して声をかけ還付金詐欺の被害を防いだ。
ローソン堺原山台店では、1月30日来店した高齢者が「グーグルプレイカードというものはありますか」と申し出、櫛下町さんが金額と用途を聞くと、「パソコンの修理費として3万円分を購入するよう言われた」と言ったので、男性の言動から詐欺を確信。山村さんに知らせ被害を防止した。「こんな犯罪は絶対に許せない。今後も止めていきたい」と櫛下町さん。オーナーである川内さんと山村さんは、「従業員の皆が、特殊詐欺に意識を持って対応してくれるので大変助かっている」と話す。同署はコンビニと連携し被害防止対策を強化している。武市署長は「止めて下さり本当に感謝しています」と感謝を述べた。