この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
原山ひかり小学校5年
10月15日、ビッグバンで、堺市南消防署主催「第44回小学生防火絵画展表彰式」が開催された。コロナ禍で中止されていた表彰式は3年ぶりの開催となり、南区の小学校から応募された462作品から、特別賞7名、優良賞44名に、南消防署黒田署長、南防災協会村上会長、堺市教育委員会寺田指導主事から、表彰状と記念品が贈呈された。
最優秀賞に選ばれたのは、原山ひかり小学校5年生、林美琴<みこと>さん。夏休みの課題として制作し、花火遊びの際に、火は危険だなと思い題材にした。
花火らしさを出すために、クレヨンとアクリル絵の具を重ね塗りし、真っ黒に塗った上から爪楊枝で削った。その際、色が剥がれてしまった部分を丁寧に修正しながら時間をかけて仕上げた。難しい手の描き方はお兄ちゃんからアドバイスをもらったそう。林さんは、入賞を聞いて「びっくりした」とはにかみながら喜びを語ってくれた。
特別賞7作品は防火ポスターとなり、南区内のあらゆる場所で防火を呼び掛ける。
今回の絵画展について寺田指導主事は、表現力の高い絵が多いと絶賛「あなただからこそ描けた絵である」とし「これからも、感じることや思いを表す絵を描いてください」と話した。
今回の記念品には、南消防署で実際に使用されていた消防ホースをリサイクルして製作されたペンケースが贈られた。