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泉北高校の少林寺拳法部の16人が、7・8日に開かれる「少林寺拳法世界大会in東京」に出場する。同部では、夏のインターハイで3年女子の組演武が準優勝するなどレベルの高い活動が続いている。そうした結果がクラブ全体の士気を高め、好循環を生んでいる。
同部は40年以上の歴史があり、顧問の冨田勇人(ゆうと)さんもOB。現在は同校で教鞭(きょうべん)をとりながら、後輩の指導にも当たっている。冨田さん自身もそうだったように、高校に入ってから少林寺拳法を始めた部員が多い。
世界大会は4年に一度開かれる国際大会だが、コロナ禍の影響で2021年の大会が延期。今年は6年ぶりの開催となり、20か国以上の国が参加する。大阪予選を勝ち抜いた生徒15人と冨田さん、合わせて16人が晴れの舞台に臨む。6人が単独演武、5組10人が組演武で出場する。
「皆で楽しく、そして頑張るところは頑張る。メリハリをつけながらやっています。全員がまた来たいと思える、世界一イキイキした部活を目指しています」と力強く語ってくれたのは、主将の池村太一さん。冨田さんは「基本をしっかりやれば、おのずと点はついてくるはず。国際大会でも頑張ってきます」と気合を込めた。