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槇塚台地域会館で日曜日に開催しているボランティア喫茶「カフェまきづか(同校区福祉委員会主催)」。住民同士の交流の場、また憩いの場として定着していたが、コロナ禍でやむなく活動を中止していた。昨年10月から再開し、6月からはコーヒーなどの飲み物に加え、トーストや手作りのコーヒーゼリーなどの販売も始まり、来店客も少しずつ増えてきた。
6月25日は、近隣住民で会場が満席状態になった。予約席には声かけ運動対象の高齢者も、会話を楽しんでいた。声かけ運動とは、家でこもりがちな高齢者に声かけをして外へ出るきっかけを作る活動。第4週日曜日に同喫茶に来店することも外へでるきっかけの一つとする。会場の一角には脳トレの冊子なども置かれ、高齢者が一人で来店しても退屈しないように配慮されていた。
槇塚台1丁老人会「さくら会」会長の田村実さん(90歳)も常連客の一人。ここへ来るのを楽しみにし、知り合いと世間話に花を咲かせていた。スタッフもコロナ前より少なくなり、80歳代も多くなったが「できることをやろうと頑張っています」と笑った。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年8月22日)時点のものです。