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最近、SNSを中心に若者にも人気の短歌。空前の短歌ブームが起きているといわれ、赤坂台でも昨年に短歌同好会が発足し、今年クラブに昇格した。
同5丁老人会松友会の短歌クラブ「青松会」は、月1回自作の歌を持ち寄ってお互いに鑑賞し批評しあっている。ズームで会話を楽しむ井戸端会議「めだか」を開催、毎週同じ内容なので月1回短歌を詠んではどうかという意見がきっかけで、同好会が結成された。
取材日もオンライン参加者と共に、事前にLINEを利用して投句された短歌11句を鑑賞した。それぞれが31文字に込めた心の機微や季節感を読み取り、熱く意見を交わした。添削するのは、会で唯一の経験者。言葉を整理し、洗練された歌へと導いた。
「一句作るだけでも大変」「ぱっと浮かんだ言葉を書き留めている」などの意見に、初心者どうしうなずきあい「ボケ防止にもいいしね」と笑いあった。一方、季節の移ろいに敏感になったと全員の意見が一致した。堺市高齢者作品展に各会員の選りすぐりの短歌を出品し、益々意欲的だ。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年7月17日)時点のものです。