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寄付で寄せられた食材・日用品を必要な人が自由に持ち帰れる場所「コミュニティフリッジ」。公益財団法人 泉北まちと暮らしを考える財団が昨年から高倉台に「泉北コミュニティフリッジ」を新設し利用登録者が増えている。
コミュニティフリッジとは、「地域(コミュニティ)」と「冷蔵庫(フリッジ)」を組み合わせた造語。地元のスーパーなどが閉店後、売れ残った食品をコミュニティフリッジに入れ、必要な人が自由に持ち帰ることで無駄な廃棄が減り、環境にも優しいと約8年前、欧州で始まりアメリカなどにも広がっている新しい仕組み。新たな食品支援の形として国内では岡山で誕生した。
100人以上が登録
泉北コミュニティフリッジは、泉北ラボ(健康福祉短期大学そば)で展開。受け取る人のプライバシーは守られ現在、利用登録は100人を越えている。同ラボでは今、フードプレゼンターを募集。食品の寄付は、未開封のものや長期保存ができる消費期限内のもの、新鮮な野菜など。ネットからも寄付できる。
フードプレゼンター、利用者共に事前登録が必要。利用者は児童扶養手当などの受給者が対象。
問い合わせ=泉北ラボ運営事務局072・320・8704
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年6月15日)時点のものです。