[堺市南区]城山台81歳久保田さん、鉄道模型作る教室開設 廃棄された材料を使用

投稿者 記者・ 横山

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泉北高速鉄道や阪和線、阪堺線など本物の縮尺45分の1、レール幅32ミリメートルの鉄道模型Oゲージを制作し、作品を走行する楽しさを伝えている久保田守彦さん(81歳、城山台)。久保田さんが昨年末から城山台3丁の集会所で「鉄道模型制作教室」を開催。乗り鉄や撮り鉄の中学生から大人まで世代を超えた鉄道ファンたちが集まり、毎週土曜日「製作する」楽しさに魅了されている。

久保田さんは中学1年生の時に従兄弟から小さな鉄道模型をもらい、以来鉄道の虜に。
鉄道会社に就職し鉄道設計士として勤めながら、自宅で鉄道模型制作も行っていた。
こだわりは材料。廃材や食品が入っていた厚紙、インクがなくなったボールペンの芯などをフル活用し、お金をかけずに制作する工夫を編み出し、その技術を和泉シティプラザすまいるセンターなどで指導。泉北で開かれる多くのイベントで走行会を開き鉄道の魅力を伝えている。

集会所に通う菅原弦汰さん(美木多中2年)は、小学校2年生から久保田さんの元で制作をしてきた筋金入り。
今ではイベントの準備など久保田さんの補佐役だ。同級生の久本洸河さんや、スイミングスクールで知り合った村瀬夏稀さん(赤坂台中1年)を誘い、また走行会で仲良くなった神子島浩さん(赤坂台中2年)らの指導役も担っている。

毛利つぶら来さん(20歳)は、ビッグバンでの走行会を見て感動。住吉区から毎週通い現在、阪急3000系を制作中だ。
4両制作予定で「窓をくり抜くなど細かな作業が大変だけど完成が楽しみ」と、笑顔を見せる。
久保田さんは「若い世代に自分が知っていることを全部伝えたい。でも、すでにこの子たちの方が色々知ってて驚きます」と目を細める。

教室は無料(材料費は自己負担)。

問い合わせは久保田さん080・3855・2308

  • 電話で問い合わせ 080-3855-2308
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年3月28日)時点のものです。

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