晴美台校区では、一人暮らしの高齢者などに手作りの弁当を届ける「お元気ですか配食活動」が、月に一度行われている。同福祉委員会の「地域のつながりハート事業」の一つで、「グループ晴美」のボランティアメンバーが腕によりをかけて作った弁当が大好評。
同グループは1989年に結成され、地域の高齢者のために配食活動や会食(ひなまつりやクリスマス会など)活動を行っている。
取材日はボランティア10人が、93食分を作っていた。全員で手際よく仕上げる弁当は、トンカツ・ポテトサラダ・酢の物など、栄養・味・彩りの3拍子がそろった献立。そして「晴美の母の味」「晴美の名物」と言われるふわふわのだし巻き卵は、久保利幸子さんが一手に引き受ける。
愛用の使い込んだ玉子焼き器からうまみたっぷりのだし巻きが生まれる。「50食ほどだったのが、最近90食以上に増えました」。
代表の内田裕子さんは、民生委員長の遠藤真砂美さんと前日から買い出しを行っている。「前日・当日と大忙しですが、おいしかったとみなさんに声をかけてもらうことが喜びや励みになります」と。
またボランティア歴25年の小林雄子(たけこ)さんは「子どもが地域でお世話になったので恩返しのつもりです」と、洗い物の手を休めず語った。
でき上がった弁当は、季節の言葉が添えられた献立表と共に民生委員が配達する。安否確認を兼ねた手渡しを、高齢者は毎回心待ちにしている。なお値段は1食400円だったが、物価高騰に伴い4月から500円に値上げする。

