人や動物に感染の「レプトスピラ症」堺市南区と河内長野市でも見つかる 犬が発症

投稿者 記者・ 冨尾

レプトスピラ症

レプトスピラという細菌が感染することで起こる人獣共通の急性熱性疾患「レプトスピラ症」。

昨年10月から南区と河内長野市で犬の発症が報告されている。 レプトスピラは、汚染された川の水や土壌などを介して感染する。ネズミなどの野生動物が保有しており、尿と一緒に排せつされることで水や土壌を汚染する。また感染経路は、汚染された水や土壌と接触することで、傷口や粘膜から感染する経皮感染と、汚染された水や食品を飲食することで感染する経口感染がある。

川遊びに注意

特に国内では川遊びや水辺のレジャーを行った後に発症する事例が多く発生している。

かからないためには、①動物と触れ合ったり、屋外から帰ってきたりしたときは、手洗い・うがいを励行し、犬などは足のほか口まわりも洗浄する②水遊びをするときなどは衣類や履物をつける③大雨で増水している時や水が濁っている時には水の中に入らないようにと呼びかけている。

環境教育プログラム「Project WILD」の有資格者である、さかもとひろのさんは、レプトスピラ症を地域で防ごうと注意喚起を行っている。「身近な場所で発症しているので、みんなで感染対策をしましょう」と。

090・5940・8091(さかもとさん)

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年2月22日)時点のものです。

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