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朝9時から赤坂公園で行われるラジオ体操。毎日60人近くが集まり、元気に体を動かしている。
今年4月から、赤坂台6丁高齢者クラブ「十六夜会」が主催する。人が集まるか、続けることができるかとの当初の心配をよそに、ほかの丁からの参加者もどんどん増え続け、会場がいっぱいになるほど。「ここは木々が茂っているので、夏は日陰になって過ごしやすく、小雨でも雨があまりかからず行えます」と、発起人の久保孝夫さん。
赤坂台6丁の住民で構成され、防災活動や公園清掃などを行うボランティアグループ「赤6防災会」。同グループが主催していた「わいわい喫茶」は、地域住民の憩いの場となり毎週にぎわっていたが、コロナ禍で現在は開催中止が続いている。住民同士が集まる場所として、また3密も避けてできるラジオ体操を始めてはどうかと久保さんや中山英治さんらが考えた。
久保さんが時事ネタなど「役に立つ一言」を話してスタート。次に「あいうえお」と全身を使う発声練習が続く。「あいうえお」には「あかるく、いきいきと、うれしく、えがおで、おもいやりをもって」という意味が込められる。そしてラジオ体操第1、第2と続く。最後は参加カードにスタンプを押してもらってお開き。孫と母親・祖母の三世代で参加する人や、夏休みは子ども達も一緒に体操をした。
「参加する人の顔つきが明るくなり、元気になっています」と久保さん。公園まで歩いて往復することも、みんなで集まっておしゃべりすることも含めて、赤坂台住民の元気の源となっている。月曜〜金曜9時から、赤坂公園(藤棚の下の公園)で。木曜は体操後、太極拳も。