［和泉市］スペイン産樹齢200年のオリーブ　光明台隣の霊園が植樹

記者・杉本

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実を収穫してオイルも

10月28日、「ハピネスパーク千年オリーブの森　堺・和泉」が光明台近くに新たなオリーブの古木を植樹した。同園中央にはシンボルツリーであるスペイン産樹齢千年のオリーブの古木があるが、今回のスペイン産樹齢２００年のオリーブは道行く人にも、楽しんでもらえるようにと入口そばに植えられた。植樹作業は３人がかりで丁寧に行われた。

オリーブは生命力が強く、最古のオリーブは樹齢３千年とも５千年とも。ヨーロッパではオリーブの古木は日本の屋久杉のように神々しい存在として敬われているとあって、同園を運営する株式会社西鶴ＰＲ担当田中千景さんは「ヨーロッパ各国のオリーブ古木の輸出規制は年々厳しくなっています。

植物としても輸入品としても貴重なものなので、オリーブ研究家でガーデニングカウンセラーの岡井路子さん、樹木医の後藤瑞穂さんのお2人に万全のケアをして頂いています。四季咲きのバラもあり、故人をしのんで散策すると心が安らぐような場所を目指しています」と語った。

千年オリーブの森　堺・和泉店長の篠田紘行さんは「10月22日にシンボルツリーの実を収穫しました。豊作で、製油会社に託してオリーブオイルにしました。今回植樹したオリーブの古木も来年には実がなるはずです。地元の皆さんにもオリーブの生命力を感じてもらえれば」と語った。同園は見学可能。