[大阪狭山市]幸せの黄色い旗作る 狭山中生が平和学習の一環で 公民館で展示

投稿者 記者・ 野田

狭山中学校が、平和学習の一環として、市立公民館が実施した「幸せの黄色いフラッグ☆プロジェクト」に参加。プロジェクトは地震や戦争、新型コロナウイルス感染症の終息など、世界の平和と社会の正常化など、多くの人々の気持ちを共有する機会として文字や絵を描いた黄色いフラッグを掲げるもの。

同校では自ら志願した3年生でプロジェクトチームを立ち上げ、フラッグの材料となる黄色い布や古着を集める声掛けやフラッグの制作に取り組んだ。

メッセージは主に「平和が続いてほしい」というものだが、78年前に起こった戦争のことを調べていくうちに「広島や長崎での出来事を身近に感じた」とか「家族で過ごせることはあたりまえじゃない」「周りを大切にしたい」など多くの気付きを得た。

修学旅行で広島の原爆ドームを訪れた際には、被爆体験者とのセレモニーで生徒全員の気持ちを込めた平和宣言文を作って発表し、千羽鶴を作って渡すことができたことなど、生徒たちは目をキラキラさせながら語ってくれた。

自ら志願したプロジェクトメンバーは、戦争・平和の知識だけではなく「人前で堂々と話すことができるようになった」とか「学年全体が団結するための役に立てた」など、人としての成長があったという。

この黄色いフラッグは市立公民館で来年1月14日まで展示予定。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年12月11日)時点のものです。

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