[大阪狭山市]狭山西・東老人会がボッチャに挑戦 地元大会で準優勝

投稿者 記者・ 山本こ

狭山西・東老人会の皆さん

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狭山地区会館で、いきいき百歳体操やカラオケ・輪投げなどで活発に活動している狭山西(会長=谷口正秋さん・81歳・狭山)・狭山東(会長=澤田和十二<かずじ>さん・85歳・金剛)老人クラブ。1年前から新たにボッチャに挑戦している。

ボッチャは、東京パラリンピックでの日本チームの活躍で注目を浴びたスポーツ。ジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青のボールを投げたり転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う。技術の正確さだけでなく、戦略性も重要で、障害の有無や年齢・性別の垣根を越えて楽しめるのが魅力だ。

パラリンピックを見て「ボッチャのとりこになった」メンバーらは、日本ボッチャ協会公認審判員の資格を持つ浦井猛之(たけし)さん(71歳・狭山)の指導の下、練習を開始。3か月後には、大阪狭山の大会で準優勝するほどの腕前となった。足に障害があり、ボッチャ大阪府大会立位の部で第3位に入賞した西克之さん(58歳・東野中)も、「レベルが高くてびっくりしました」と、同会の実力に太鼓判。今では共に練習に励んでいる。

 一人ずつ球を投げ、良いプレーが出ると、全員から歓声と拍手があがる。会場は笑い声に包まれ、和気あいあいとした雰囲気だ。「コロナ禍の3年間、ほとんど活動ができなかった分、これから楽しんでいきたい」と谷口さん。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年10月2日)時点のものです。

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