[堺市]子育て世帯に手厚い物価高騰対策、水道基本料金の減額は全世帯対象

投稿者 記者・ 原

堺市の物価高騰対策

堺市の物価高騰対策のうち、4施策の実施が決まり、残る2施策の事業費は2026年度当初予算に計上する。支援内容と対象者、事業規模などは表の通り。

対象者別でみると、子育て世帯と若者への手厚い施策が目立つ。ほぼ全世帯を対象としているのは、水道基本料金の減額のみ。

プレミアム付商品券(120万口発行=1人4口まで)は申し込み多数の場合は抽選。当選者だけがプレミアム率50パーセントの恩恵に浴する。対象が限定される事業に、印刷代などの事務費はおよそ4億4千万円にのぼる。

おでかけ応援制度(現行=1乗車100円)の無償化では、市内在住の65歳以上で、おでかけ応援カードの保有者約17万人が対象。対象期間は6月下旬~9月下旬。
わざわざ1月補正に予算計上しながら、春の実施を見送り、猛暑期に高齢者の外出を促す内容だ。事業規模はプレミアム付商品券の事務費より1億円以上少ない3億1100万円。

子育て世帯(妊娠中を含む)と22歳以下の若者への食費支援では、大阪府がすでに1人当たり1万円の支給を表明、それに追随する形で堺市分5千円を上乗せする。
それらとは別に国は18歳以下の子どもに子育て応援手当として、子ども1人当たり2万円の支援を決めている。水道基本料金の減額しか恩恵を受けない層に比して、子育て世帯にはまさにトリプル支援という偏重ぶり。

そのうえ、市は26年度当初予算に中学校の1年間の給食費無償化の事業費として、およそ13億1500万円を計上、子育て世代に徹底的に念入りだ。

とはいえ、支援を受ける側の若者世代は喜べるだろうか。バラマキで膨れあがった借金が、今後、彼らの身にのしかかる。

和泉市は全員に買い物の割引券

一方、和泉市では水道の基本料金6か月減額(事業費=およそ2億8千万円)のほか、市民全員に1人当たり6千円分の買い物割引券を配布する(事業規模=およそ12億1900万円)。

割引券は千円の買い物ごとに500円が利用可能。事業規模に対する事務費は、およそ9・8%。買い物券は5月中旬から7月下旬にゆうパックで届く。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2026年2月11日)時点のものです。

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