[泉北]建て替え余剰地の活用素案、来年1月にも案作成 宿泊や商業施設も

投稿者 記者・ 山本裕

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泉北ニュータウンの活性化について協議を行っている泉北ニューデザイン推進協議会は10月27日、大阪府やURが泉北ニュータウン内で進めている団地の建て替えによって生み出される活用地9か所の利用方針の素案をまとめた。協議会では今月下旬から市民らから意見を募ったうえで「活用コンセプト案」としてまとめ、今後、事業者を募集していく。

団地の立て替えによって生まれる活用地は、13か所あるが、府営三原台1丁住宅は、既に近畿大学医学部の移転用地となることが決まっており、府営高倉台センターは、近隣センターとともに区画整理事業を行う予定。URの泉北城山台3丁、泉北庭代台2丁については、具体的な計画がまだ決まっていない。

最も早く活用地が生まれるのは、府営の竹城台3丁、若松台2丁、原山台3丁の緑道南側部分で、23年度に公募を行う。ほとんどの活用地は、子育て世帯向け住宅や環境配慮型の戸建て住宅など住宅建設を想定しているが、若松台2丁では、カフェやマルシェなどの商業施設を想定。UR泉北竹城台1丁では、ヘルスケア関連企業や宿泊施設などの誘致などを目指している。

協議会では12 月下旬まで市民の意見を募った後、来年1月に活用コンセプト案を策定。その後は、府やURが案に沿って具体的な事業内容を決め、必要な手続きを経たうえで、事業を選定して活用地を売却する。

泉北ニューデザイン推進協議会は、府や堺市、UR、府住宅供給公社、南海電鉄で構成される協議会で、泉北ニュータウン地域の活性化策や互いの連携について話し合う。これまでは、「泉北ニュータウン再生府市等連携協議会」という名称だったが、5者が対等な立場で泉北ニュータウン全体の活性化に向けて連携を強化するため、名称を10
月27日付けで変更した。事務局は、堺市の泉北ニューデザイン室に置く。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年11月12日)時点のものです。

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