タッチパネルは英語と中国語のみ 他言語の運用目指す
区役所の窓口対応に関するアンケートが今年も堺市で実施され、各区役所とも市民からおおむね好感を持って受け入れられていることが分かった(表参照)。
窓口を訪れた市民に職員があいさつや適当な声かけをしているかや、態度、ことばづかい、また説明の仕方について「とても良い」と「良い」を合わせた評価は90%前後にのぼった。
掲示物の整理整頓や窓口そのものへの印象は10ポイントほど好感度は下がったが、80%台をキープ。また、庁内の案内表示の分かりやすさという点では好感度は70%台にとどまった。
案内表示については南区役所エントランスにはタッチパネル式のインフォメーションシステムが導入されており、現在は日本語、英語、中国語の窓口検索が可能で、今後、その他の外国語にも対応できるよう今年度中の運用を目指す。
南区役所総務課で中国語の通訳を担当する職員に、多言語対応法について聞いたところ、窓口では英語、中国語、韓国語、ベトナム語など言語別説明資料を準備したり、電話通訳や翻訳アプリを駆使して手続きをスムーズに行ってもらえるよう工夫していると話した。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年5月26日)時点のものです。