教科書が10年後に、タブレットに切り替わる。紙の本がなくなる。私は60年前、大阪書籍というシニセ会社の編集部に居た。倉庫に大きなロール紙が積まれていた。
子供が激減し、本の発行も激減して倒産した。私が退社したからではなく、紙の需要が減ったからだ。
同じように新聞も危機的だ。朝日新聞社は泉北2号線の八田寺町にある大きな印刷工場を解体した。紙はホームページなどのウェブに、急速に移行している。印刷など経費が高くつくことも理由だが、原料の木材という天然資源を守ることが狙いだ。日本はインドネシアの森林を伐採しまくっている。
本紙も数年前からホームページを刷新し、紙からの脱皮をめざしている。例えば皆さんがスマホで1クリックするたびに、1円をスマホ会社から自動決済され、そのうち50銭を本紙の収益となる〝虫のいい〞皮算用だ。要するに本紙の有料化。一流紙は事前に月極めで契約すると、読むことが出来る。本紙はいつでも見たい時にクリックすればよい独自の有料制だ。
どうしたら、この方法が可能か。誰かいい方法があれば教えて下さい。多額の報償金がありますよ。(さらがい)
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記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年4月1日)時点のものです。