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和泉市 山本篤さんと嵯峨根望さん
熱戦が繰り広げられた「東京2020オリンピック」。24日から開かれる「東京2020パラリンピック」に和泉市から出場する走り幅跳びの山本篤選手とシッティングバレーボール男子の嵯峨根望選手の2選手を辻宏康和泉市長が8月5日、和泉市役所で激励した。
山本選手(39歳)は和泉市在住。小学校では野球チームに入り、中学、高校ではバレー部に所属するスポーツマンだった。高校2年時にバイク事故で、左足の大腿部を切断。高校卒業後に進学した義肢装具士になるための専門学校で競技用義足に出合い、陸上をスタート。本格的な競技をめざし、大阪体育大学体育学部に入学。陸上部に所属した。
その後、北京パラリンピックから3大会連続出場。リオ五輪では、走り幅跳びで銀メダルを獲得するなど活躍。現在は、新日本住設株式会社に所属しながらパラスポーツの普及に尽力している。山本選手は「東京でパラリンピックが開催されることで、多くの人にパラスポーツが浸透してきています。最高のパフォーマンスを出せるよう、しっか
りトレーニングをしていますので、無観客開催の可能性が高いですが、テレビでの応援をお願いします」と。
嵯峨根望さんは、和泉市職員。嵯峨根選手は、「元気で楽しくプレーする事で、これまでお世話になった人たちの恩返しが出来ればと思います。シッティングバレーボールは、他の競技と比べると認知度が低いですが、健常者も出来るスポーツです。たくさんの方々にご覧いただいて、楽しさが伝わればいいと思います」と、話した。
辻宏康和泉市長は「新型コロナウイルス感染症の拡大で大会が1年延期され、その分体調やコンディションの調整が難しかったと思います。体調に十分ご留意いただき、最高のパフォーマンスが発揮でき、ご活躍されることを心から願っています」と激励した。
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