[泉北]泉北ニュータウンの街づくりに「新指針」 ICT活用、企業誘致/堺市南区

投稿者 コミュニティ

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「ベッドタウン」から脱皮し、職住一体の街に

5月末に策定、HPで案を公開

 堺市は泉北ニュータウンの街づくりの新指針「SENBOKU New Des ign (センボク ニューデザイン)」の案を策定した。2010年に策定された「泉北ニュータウン再生指針」に代わるもので、ICTの活用や企業誘致などで、多様な世代が快適に住み続けることのできる「持続発展可能なまち」を目指すとしている。案は今後、市民の意見を聞き、市議会の議論を経たうえで5月下旬の策定を目指す。

 新指針では、泉北ニュータウンの現状について、人口減少・高齢化や若年世代の地区外転出、働く場の少なさ、近隣センターの商業機能低下などの課題を指摘。これらを受け、今後は、かつての「ベッドタウン」から多様な機能が備わり、多様な暮らし方が実現できる「より豊かなまち」へと変革させることが必要だとしている。

 このため、企業誘致やリモートワークスペースの整備などを進め、職場と住居が近い「職住一体・近接型ライフスタイル」を推進。スマートモビリティなどの先進技術を利用した交通手段や、ICTを活用したスマートシティの取り組みを進めていくとしている。

 また、今後、泉ケ丘駅前地区では近畿大学医学部のほか、保育士・幼稚園教諭と介護福祉士を育成する大阪健康福祉短大の移転が予定されており、大学や短大と連携した健康寿命延伸にも取り組む。

 永藤英機市長は「従来のニュータウン再生という目標から、泉北を新しくデザインするという方向性を掲げて市民や事業者のみなさんと街づくりに取り組んでいきたい」としている。

 市では案を4月1日からホームページや市役所、区役所などで公開。市民からの意見を募る。 

#堺市南区 #泉北ニュータウン #泉北NT #街づくり

記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年3月12日)時点のものです。

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