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堺市は2月末から、自転車の貸し出しや返却を行うサイクルポートを11か所で新設、自転車の数も増やした。泉北ニュータウンでは、昨年9月以降、順調に利用件数が伸びており、竹城台・宮山台近隣センターや桃山学院教育大学など6か所にポートを新設した。
市では、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録に合わせ、観光客らに自転車で市内観光を楽しんでもらおうと、シェアサイクル事業を展開している「オープンストリート」(東京都港区)と昨年3月から実証実験を開始。堺東駅前や堺駅、仁徳天皇陵周辺、さかい利晶の杜など堺区を中心に「ポート」と呼ばれる自転車置き場を設置した。
その後、9月末からは住民の利便性の向上などを図るため、泉北ニュータウンの泉ケ丘駅を中心に11か所のポートを設置した。
市自転車企画推進課によると、南区内での利用件数は昨年10月が393件で、11月が481件、12月は559件と順調に増加。自宅と駅の行き来に利用している人が多いとみられる。
同課の豊島宣課長補佐は「泉北ニュータウンでは実験を始めて、まだ半年足らずだが、順調に利用者が延びている。今後、利用者アンケートを行うなどして利用目的の把握や事業としての検証も行っていきたい」と話している。
自転車の利用にはオープンストリートが運営する公式サイト「ハローサイクリング」への会員登録が必要で、登録後はパソコンやスマホから予約を行うと利用が可能になる。
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