障害ある人の自立に役立つ「自助具」作る仲間募集/ボランティアサークル「自助具の工房・さやま」

投稿者 記者・ 山本こ

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「自助具」をご存じだろうか?麻痺など、障害や病気などによる動作の困難を補い、介助なしに自力で日常動作を行えるよう工夫された道具である。

井上靖雄さん(池尻自由丘)は、母親が入所していた介護施設で日常の動作にも困る人を多く目にし、「得意の物作りで何か役立つことができないか」と考え、20年前、ボランティアサークル「自助具の工房・さやま」を立ち上げた。

自助具は、人によって障害の部位や程度が違うため、オーダーメイドの手作りが必要とされる。現在まで、コップや鉛筆を持ちやすくするための道具や、片手で皿洗いや爪切りができる道具など、300もの自助具を製作・提供してきた。現在80歳の井上さんだが、情報収集のため自助具展示会視察に東京まで足を運ぶなど、自助具製作への情熱は変わらない。9人のメンバーと共に「困っている人の力になれば」と製作に励む。

現在メンバー募集中。第1土曜10時〜12時、さつき荘で例会。スケジュールの都合で例会に参加できない人、物作りが得意でない人も歓迎。年会費千円。自助具に関する相談や製作依頼も随時受け付け(材料費のみで提供)。

「使用する側の率直な意見やアイデアが欲しいので、障害のある人の参加も大歓迎です」と。問い合わせ=大阪狭山市ボランティアセンター072・367・6601

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年6月14日)時点のものです。

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