不登校の子と保護者が共に ほっとできる場めざす

投稿者 記者・ 浅利

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母親ら中心にグループ結成 光明池で月2回

 不登校の子どもの居場所、そして保護者同士の交流と情報交換の場所を作りたいと活動を始めたボランティアグループがある。昨年11月に母親らが立ち上げた「きみの森」だ。南区を中心に活動しようと、2月には光明池周辺で初めて集い、本格的に動き出した。今後、月2回継続して活動し、子どもも保護者もほっとできるスペースを作っていきたいと考えている。

 堺市内の小学校で179人、中学校で596人が不登校という統計がある(17年度)。しかし、この数字には、行きづらさを抱えながら学校に通っている生徒は含まれていない。不登校の場合には、堺市教育センターによる「適応指導教室」(栂文化会館で週2回)に通うという選択肢もあるが、向き不向きもある。また、通いづらいものの、不登校に至っていない場合には、家庭しか居場所がないのが現状だ。

 そこで、保護者として悩んできた川辺響子さんや、同じ立場の人が集まって「不登校傾向にある子どもと、その保護者が気持ちを共有して心を軽くできる場をつくりたい」とグループを立ち上げた。今後は、学校とも連携しながら子どもにとって良い方法を模索し、保護者の生の声を関係機関に届けていきたいと考えている。

 次回の活動は25日10時〜12時。活動は第2水曜・第4火曜を基本に、決まったら前月末ごろに、ブログameblo.jp/kiminomori1125/に載せる予定。「〜でなければならない、といった概念を持たず、自分らしさを解放できるスペースにしていきたい」と川辺さん。子どもは小中学生が対象。連絡はブログのコメント欄かメールkiminomori1125@yahoo.co.jpへ。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年6月14日)時点のものです。

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