[金剛]28年度から全面使用 富田林市の庁舎建て替え 新庁舎は5〜8階建て

投稿者 記者・ 藤原

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素案まとまる 富田林市が3年後着工

 富田林市の庁舎整備基本計画 (素案) がまとまった。現地での全面建て替えで、今年度中に基本設計に着手する。23年度に建設工事を
始め、28年度の全体供用開始を想定している。総事業費は100億円程度。

新庁舎は「人・自然・歴史・文化を次世代につなぐ富田林の創生拠点」を基本理念として整備する。

 整備の事業方法は、設計や施工などを個別に発注する分離発注方式。設計者の選定方法は、能力で選ぶプロポーザル方式を採用。

 現在地の敷地面積は1万143㎡(うち1223㎡が借地) 。 西側が国道170号線、南側が市道に面している。新庁舎は免震構造とし、5〜8階建て延べ面積約1万5500㎡規模。

来庁者駐車場155台

 敷地南側の別館・車庫解体→仮庁舎(3階・2100㎡)と設備棟(400㎡)建設→北館議会エリア解体↓新庁舎1期棟(5階・6800㎡)建設→北館、仮庁舎解体↓新庁舎2期棟(8階一部5階・8300㎡)を1期棟と連結して建設→南館解体→敷地全体整
備、という手順。駐車場は来庁者用155台程度、公用車用62台程度確保。

 現時点での概算事業費(税込み)は、新庁舎・立体駐車場・外構工事・解体撤去など工事費が約93 ・9億円、調査・設計監理、移転・備品購入など関連費が約11・4億円の計約105・3億円と試算している。

 現在の庁舎の北館と別館は1970年建築で旧耐震基準。南館は
84年建築で新耐震基準だが、災害時の防災拠点として求められる基準にはない。

 耐震性能の不足に加え施設・設備の老朽化、スペース不足、建物構成・窓口配置の分かりにくさ、バリアフリーやユニバーサルデザ
イン面、駐車場の不便さなど課題が多い。
 

記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年11月20日)時点のものです。

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