この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
モックルバスと南海バス千代田線の運賃を上限200円とし、今年度も運行する。消費税率引き上げで経費負担増となるが現行のまま据え置いた。
モックルバスは大阪南医療センター玄関口~千代田駅前~市役所前~七ツ辻~三日市町駅~美加の台駅前を1日8往復している。利用者の増加を目指し10年4月から運賃を初乗り160円、上限を200円とした。13年10月から日曜日限定で、利用者1人につき同伴者1人を無料とする割引を開始した。
また車両の老朽化や高齢化に対応した運行内容の充実を図り利便性を高めるため18年6月、モックルバスをリニューアル。
車両をベビーカーや手押し車などでも乗降が容易な中型ノンステップバスに更新。運行ルートやダイヤも改善した。昨年1年間の利用者は前年より1・1%増えて5万9738人に。
モックルバスは河内長野駅を経由しないため、同駅から大阪南医療センターへの移動が不便という利用者の声があった。その対応として河内長野駅~市役所前~千代田駅前~大阪南医療センター前~木戸東町のルートを運行する南海バス千代田線に、大阪南医療センター玄関口バス停を新設。13年10月からモックルバス同様に上限運賃200円で運行を開始、利用者の利便性を図っている。