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富田林市のTopic(きらめき創造館)青少年委員会のメンバーが新型コロナウイルス感染拡大の収束を願ってCM動画を制作。
現在15人いるメンバーの一人、岡本鼓都里さん(大阪狭山市)は肺に疾患があり、感染すると死に至る可能性が高く、2月頃から外出を控えている。岡本さんは、3月に行われた青少年委員会のオンライン会議で「危機感なく外出する多くの若者に自粛を伝えてほしい」と訴えた。それを受け、Topicを管理するNPO法人ゲキトモエンターテイメントの谷川理恵さんは、青少年委員会にCM動画を作ることを提案した。
制作の打ち合わせは全てオンラインで行われ、委員会メンバーの「あたりまえの生活を送りたい」「もう一度、会って話をしたい」と言う思いを伝えるために、岡本さん本人の肉声を使い、映像はメンバーがスマホで撮影した素材を集めて作られた。
岡本さんは高校時代に甲状腺癌が見つかり、その後肺に転移。現在は通常の生活はできているが、医師に病気を告げられた時に、警察官になりたかったという夢を断念。その時の悔しい思いは忘れられない。「病気は人の夢や人生を奪ってしまうことがある。今あなたの身近な人にも呼吸器系の疾患を患っている人がいるかもしれない。どうか危機感をもって不必要な外出は控えてほしい。外出できない私が見られない景色を委員会メンバーが撮影してつなげてくれた。一人でも多くの人に見てもらって、今取るべき行動を考えてほしい」と岡本さん。谷川さん090・1968・7541。
新型コロナウイルス収束のために!CM1「私の願い」
友達からのメッセージ編
新型コロナウイルス収束のために!CM2「また会えますように」