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高齢者の虐待件数が半減
19年度の高齢者虐待件数が、前年度と比べ半減した。
通報・相談件数は32件で約30%減った。そのうち14件が虐待と判断された。前年度より15件・約52%少ない。加害者から被害者を引き離す分離は7件。
被害者は女性が11人、男性が3人。加害者は息子が7件、娘が3件、夫が2件、息子の妻が1件とその他が1件ある。
虐待行為は重複しており、身体的虐待と経済的虐待が各7件。心理的虐待が5件で、世話の放棄が1件。
市では地域包括支援センターを中心に関係機関と連携を図り、早期発見や早期介入に努めている。
児童虐待も20%減
和泉市の児童虐待に関する相談は330件あった。前年度より約20%減少した。
相談経路は学校が最も多くて26%。次いで児童相談所が18%、福祉事務所が16%、保健センターが11%、認定こども園が6%。
加害者は実母158件(48%)と実父154件(47%)で95%を占める。実父以外の父が12件とその他が6件ある。
被害者は小学生が122件で最も多くて37%。次いで0~3歳未満が76件、3歳~学齢前が71件。中学生が45件で高校生他が16件。
虐待の内容は、心理的虐待が188件で57%を占める。ネグレクトが72件、身体的虐待が69件で、性的虐待が1件ある。