［泉北］ダンス全国大会に出場　御池台小の６年２組

全員で参加決定

　御池台小学校６年２組が第７回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール全国大会の小学生規定曲部門に出場することが決まった。クラス単位でリズムダンスを発表する大会で、メイクや小道具なしで、体育の授業で使用している体操着に紅白帽などを着用、純粋にダンスの質で競われる。小学生規定曲部門には応募動画から選ばれた18組が出場する。

　６年２組が大会に参加することを決めたのは、学級目標「男女関係なく、世界一仲良く楽しいクラス」を実現するためだったという。子ども達が話し合い、ダンス大会参加を通じたクラス作りをすることに決定。担任の浅野祐基さんは「自分は必要最小限の手助けをするだけにして、子ども達の自主性に任せました」と。

　子ども達は７月に立候補でプロジェクトチームを立ち上げ、大会概要を調べるところから自分達で準備を進めてきた。チームのメンバーが覚えてきた規定曲の中の規定振りを他の子達に教えると、「全員楽しそうに踊っていました」と浅野さん。また、自由部分の振り付けアイデアは子ども達が考え、浅野さんがアレンジ。更にストリートダンス専門家のアドバイスをもらって完成させた。

　その後は応募動画の撮影日まで、クラス全員休み時間全てを費やして練習に取り組んだ。浅野さんは「各自が歌詞カード作りや朝の鍵係などできることをして、全員で取り組んでいます。全国大会出場が決まった時は皆泣いて喜んでいました。出場するからにはてっぺんを目指したいと、毎日努力しています。悔いが残らないよう頑張ってほしいです」と。

　小学生部門は12月26日にのマイナビBLITZ赤坂で開催され、その模様は毎日新聞ニュースサイトでライブ配信される。