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地域住民が自主運営
小学生が放課後や週末などに安全で安心な居場所を確保できるよう、和泉市内の16の小学校で活動をしている「和泉市げんきっこプラザ」。その中で「青葉はつが野げんきっこプラザ」は昨年、地域住民が実行委員会を立ち上げて事業を発足。独自の運営をスタートさせた。学校組織から独立し、地域住民によるボランティアで運営するのは市内では初めて。
和泉市げんきっこプラザは通常、学校やPTAなどが運営し、各学校内でソフトボール・料理教室などの活動を実施している。しかし保護者による運営では、継続性が保てないなどの問題点も。そこで青葉はつが野小学校区では、地域住民のボランティアが「げんきっこプラザ事業」を新設した。
独立したことで制約がなくなり、校外でも活動が可能になった。桃山学院大学と連携した活動や、JAXAの協力による「コズミックカレッジ」、地域の店舗などの協力を得てのマルシェなども開催。学校+αの体験・経験を通じ、子どもの主体性を伸ばしたいとの思いで、オリジナルの企画で子どもたちを楽しませている。
参加できるのは、同小の在校生。現在、150世帯が登録。コーディネーターの前久保円さんは「様々なイベントを企画し、地域の人たちとのコミュニケーションを図っていきたい」と話している。