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つらい病院通いの心に寄り添いたいと、ベルランド総合病院内ボランティアグループ「ベル・フレンド」が活躍している。外来受け付けの手助けや院内案内、車椅子メンテナンス、図書の整理、ソーイングなど活動は多岐にわたる。同グループでは、新メンバーを募集している。
活動の1つ、受け付け案内は、2〜3人ずつローテーションを組み、平日午前に、入り口でのあいさつや、機械化された受け付けや精算でとまどう人の手助けをする。なかには、高齢の患者を入り口で降ろし、駐車場に車を止める間、患者を見守り「本当に助かる」と、喜ばれることも。病院スタッフも「困っている人を見つけても、業務で手いっぱいで駆けつけられない時に、メンバーが声を掛けてくれて、助かっています」と。
メンバーの山ノ内賢さん(原山台)は、同院で大手術を受け回復。恩返しをしたいと、3年前ボランティアメンバーに。活動の様子を見て、妻・友子さんも参加。「通院を余儀なくされている人の気持ちがよく分かるので、少しでもお役に立てたら」と、山ノ内さん。
現在、登録メンバーは40代から70代まで43名。「無理のない範囲での活動をしています」と、代表の鈴木さん。問い合わせはベルランド病院072・234・2001