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新型コロナウイルス感染症拡大のため長期休校が続いていた各市の小・中学校では段階的な授業再開が進んでいるが、各市とも夏休みを短縮する予定にしている。しかし、期間については各市ともばらばらで、最も短い堺市で11日間。冬休みについても、堺市は短縮予定だが、富田林市では予定通りの期間とする方向で検討している。
夏休みは8月8日からとする市が多く、期間が最も短い堺市は18日までの11日間。和泉市と大阪狭山市、河内長野市は23日まで、富田林市は26日までとなっている。
冬休み以降の長期休業については、堺市が冬休みを12月29日から1月5日まで、春休みも3月27日から4月7日と短縮する予定だが、他の市は未定。大阪狭山市や河内長野市は「今後の感染の広がりや状況を見ながら検討したい」としているほか、富田林市は「今後の状況にもよるが、短縮せずに予定通りの日数とする方向で検討している」という。
堺市だけが他市に比べ休業期間が短いが、この理由について市教委は「できるだけ7時間授業や土曜授業を避けながら授業時間を確保するため」としている。
今後、第二波の感染拡大の懸念もあり、小中学校の授業時間の確保は、各市の実情に合わせて、独自の対応をしていくことになりそうだ。