この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
市立こども園の民営化を進めている堺市は南区にある市立福泉中央こども園を民営化するため、移管先となる社会福祉法人や学校法人の選定を始めた。7月中にも移管先を決定し、22年4月からの民営化を目指す。
南区では、宮山台こども園と若松台こども園を存続させ、上神谷こども園と福泉中央こども園を民営化する。福泉中央こども園は、敷地約1400平方メートルで、1964年に建てられた保育棟と事務所棟がある。
民営化にあたっては、市が老朽化した2棟を撤去し、移管先の事業者が新しい園舎と障害児通所支援施設を建設。医療的ケアを必要とする重症心身障害児の保育にも対応する。
また、3歳から5歳となっている児童の受け入れ年齢も、民間移行後は0歳児(生後57日)からと引き下げる。
土地については、最初の10年間は無償貸与とし、その後は30年の定期借地権契約で有償貸与する。
上神谷こども園の民営化については、今後、条件が整いしだい民間事業者の募集を行う予定で、時期は未定。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年6月19日)時点のものです。