金剛公民館で活動する、「我ら厨房派」は、男性の料理教室。60代〜80代のメンバー7人が腕を振るう。
地域活動栄養士会から招いた講師に、メニュー決めと材料の用意はお任せ。この日は「夏バテ予防の食事」と題し、梅じそごはん・揚げ肉の薬味かけ・冷やしのっぺい汁の3品を調理。
説明を受けた後、3人と4人に分かれて調理スタート。2人分で書かれたレシピを見ながら1・5倍、2倍にと計算して計量していく。野菜を切る人、肉を切る人、ひたすら薬味のみじん切りに精を出す人など、役割分担して進めていく。「ささみの筋って?」「白ネギのみじん切りはどうやって?」など、講師が手伝う事もあれば、お互いで教え合う事も。完成が近づき、テーブルを片付け、食器を出す。時々チラリと別チームを見ては、「その食器は大きすぎるやろ」「それじゃ入らんやろ」とにぎやかに牽制し合う。
出来立てはその場で実食。「ちょっと濃いか」「いや、ちょうどええわ」「肉、細かくて食べやすいわ」「切るの大変やったんや」と、互いの労をねぎらいつつ、「こうやってみんなで食べるのが一番」と話してくれた。
新規メンバー募集中。初心者大歓迎。まずは気軽に見学・体験を。
問い合わせ=金剛公民館0721・28・1121
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年9月16日)時点のものです。