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和泉市の農業体験施設いずみふれあい農の里で3月5・6日、「いずみふれあい農の里 農泊モニターツアー」が開かれた。ツアーには、大阪府内からの希望者や、旅行業専門家、大阪観光局など約30人が参加。和泉市産の食材を使った食事や関西最大級のいちごハウスでのイチゴの摘み取り体験プログラムが2日間に渡り実施。ルートイン大阪和泉に1泊し同市での農や食を楽しんだ。
同農の里では昨年から農水省の補助事業で、大阪観光局などと共に農泊推進事業を実施。このたび、初のモニターツアーが開かれた。
5日には「農泊モニターツアー新メニューお披露目会」が開かれ、グランフロント大阪にあるロート製薬直営のレストラン&デリカフェ「旬穀旬菜」の木村信一シェフと同事業が開発した、いずもくプランクと舌平目のみかんバター添え、同市の筍と猪肉出汁カレー、ヨーロピアンサラダミックスと和泉の苺ドレッシングを披露。プランクとは水に浸した和泉市内産木材(いずもく)の板の上に食材を置いて焼く新しい形のバーベキュー。参加者たちはいずもくの上でふっくらと、木の香りも楽しめる舌平目に舌鼓を打ち大好評だった。
参加していた大阪観光局の中村哲也さんは「和泉市産の食材に工夫をこらして考案されたメニューで、新しい大阪の名物になってほしい」と。