大樋稔さん編曲、西浦秀樹さんが歌を
もう一度、大阪狭山にさやま音頭を復活させたい、との思いで活動を続ける「さやま音頭保存会」が、『さやま音頭ポップバージョン』を制作した。
さやま音頭は、今から50年以上前、狭山町町政15周年記念事業として制作され、狭山町のシンボルとして広く市民に愛されたが、年月と共に次第に忘れられてしまった。17年に「さやま音頭、復活!」の旗印の下、さやま音頭保存会を立ち上げ、大阪狭山市舞踊協会・さやか観光会など、100人以上が参加。地域のイベントで、さやま音頭を踊り、PRを続けている。
今回「もっと若者に親しんでもらいたい」と『さやま音頭ポップバージョン』を制作した。大阪狭山在住のプロドラマー・大おお樋ひ稔さんが編曲を、大阪狭山市特命大使の歌手・西浦秀樹さんが歌を担当。アップビートで、音楽に自然と体が反応するようなリズミカルな曲へと変身した。
合いの手も「せいや!」「はっ!」とロック調に。振り付けも、ポップバージョン用に、ツイストやドドンパを取り入れ、現代風にした。「若い人にも楽しく踊って欲しい。学校で子ども達に踊ってもらえたら」と、同会代表の花柳寿す一い好こうさん。今夏の各地域の盆踊りでも披露する予定。広く使ってもらうべく、CDも制作。
問い合わせは花柳さん080・5702・4173