[堺市南区]消防救助の「ロープ渡過」で中村さんが近畿大会へ/南消防署

投稿者 記者・ 松林

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5月30・31日、堺市総合防災センターで行われた「第50回消防救助技術堺指導会」において、陸上の部・個人競技「ロープブリッジ渡過」で、堺市南消防署第2警防課の中村勇斗さんが、19人中1位で入賞を果たし、7月23日兵庫県三木市で行なわれる「第50回消防救助技術近畿地区指導会」に出場する。

ここで上位入賞すると8月に東京で開催される全国大会への出場権を得られる。とは、水平に展張された渡過ロープ20メートルを往復するタイムを競う。往路はセーラー渡過(ロープに対し体を上にして腹でバランスを取って前進)、復路はモンキー渡過(体を下に腕と足でぶら下がり前進)。中村さんは18・59秒の記録で見事一位を勝ち取った。セーラー渡過は難易度が高く、バランスをとりながら、いかに腹の接触部を少なくしてスピードを出すか高度なテクニックを要する。

消防士8年目の中村さんは、南消防署で救助・警防の仕事をこなしながら、堺市総合防災センターや中消防署の訓練棟へ通い、休日も含め毎日3時間の訓練を欠かさない。また美原消防署に勤務する弟は同種目で4位入賞。父も消防士という消防一家。今大会では競技後1位になる手ごたえがあったそう。

「堺の代表として全国大会を目指し頑張ります!」と意気込みを語ってくれた。南消防署からは、水上の部で、同課の南部裕之さんと今木聡さんも近畿地区指導会に出場する。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年7月8日)時点のものです。

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