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市役所などをかたる電話から始まる還付金詐欺、百貨店などをかたる電話の後、警察官などをかたる人物が訪問しキャッシュカードをすり替えて持ち去る詐欺などは、いずれも固定電話にかかる電話から始まる。
黒山署によると大阪狭山市内で先月発生した不審電話では、いずれも詐欺だと気付き被害はなかったという。
同市では、特殊詐欺対策として「自動通話録音装置」の貸し出しを行っている。家庭の電話回線と固定電話機の間に接続し、着信があった際、「被害防止のための警告メッセージ」が流れた後に会話内容を自動録音するもの。「不審な電話がかかって来なくなった」と利用者の約9割は効果を実感。
対象は65歳以上のみの世帯、日中に高齢者のみとなる世帯。貸出は無料。期限はないが貸出条件に当てはまらなくなれば返却。「この装置は非常に効果的。積極的に利用してほしい」と同署生活安全課。
申し込みは、大阪狭山市役所2階危機管理室まで申し込み書類(ホームページからダウンロード可)を提出。平日9時〜5時30分。
大阪狭山市072・366・0011
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年6月25日)時点のものです。