拡大する一方の、特定外来生物クビアカツヤカミキリによるサクラ等への食害に対し、「泉北のみどりを守る会」が実行している様々な取り組みの一つが、クビアカ成虫の捕殺1匹に対し、ローソンで使える100円の金券を配布する策だ。昨年の交換会で、約2700匹の駆除に成功した。
クビアカの成虫は、気温30度を超えると、一斉に樹木の中から羽化するため、今年は、6月8日に第1回を開始。8月3日まで、2週間ごとに開催した。持ち込まれた成虫の数は、合計で1万5991匹となった。
地域別の捕獲数では、昨年も食害の最前線であった、晴美台・槇塚台・三原台等の地域が、8693匹と最多であったが、増加率では、桃山台・庭代台・御池台・原山台の栂地区が、10倍を超え、最も多かった。また、昨年、捕獲数の少なかった赤坂台・新檜尾台などの光明池地区でも、6倍前後と急増しており、クビアカが急速に勢力を拡大していることがわかった。
昨年の5倍を超える捕獲数に、同会も驚きを隠せない。当初、5千匹程度の捕獲を予測して、金券交換の資金をクラウドファンディングなどで募っていたが、実際は160万円以上が必要となり、完全に資金がショートする状態となった。
金券交換の資金足りず寄付募る
同会は堺市の関係機関と何度もコンタクトを取り、協力を要請したが、行政の支援は得られず、必要な費用は全額、自費で賄っている。「美しいサクラを守るため、これ以上の被害を防ぎたい。どうかご協力ください」と。現金振り込みで、寄付を受け付けている。
▽りそな銀行・泉北支店・普通・口座番号0433838
▽ゆうちょ銀行・(ATM振り込み票で)00950−2−284163。
名義は共に「一般財団法人 泉北のみどりを守る会」。
問い合わせは、同会の三木さん090・6205・5746


