家庭から出る使用済み天ぷら油を回収し、航空燃料に再利用する取り組みが南区でも本格始動する。
堺市は昨年11月に日揮ホールディングス、コスモ石油、レボインターナショナルと廃食用油の資源化促進にかかる協定を締結、市内で使用済み天ぷら油の回収を始めた。当初の回収スポットは堺区や北区の大型スーパーにしかなかったが、4月18日より南区でも次の4か所に設けられることになった。
いずれもコスモ石油のサービスステーションで▽セルフ宮山台▽小浦石油セルフ御池台▽小浦石油B-cleセンターセルフ赤坂台(檜尾3654)▽小浦石油セルフ泉ヶ丘(若松台1丁)。
今回、ガソリンスタンドが回収に協力することで、使用済み天ぷら油を持ち込めるスポットは一挙に市内13か所に増えた(4月17日現在)。
ペットボトルに入れて持参
油はスクリューキャップのペットボトルに入れ(ヒンジキャップ式=蓋と本体が一体化した片手で開閉できる容器は不可)、サービスステーション内の回収ボックスに入れてほしい、と資源循環推進課。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年5月8日)時点のものです。