堺市で「麻しん」5年ぶり 航空機帰国者の感染を確認

投稿者 記者・ 横山

堺市役所

国内由来の感染は抑えられていた「麻しん(はしか)」。

3月7日、堺市で1人の感染発生が確認された。患者は3月3・5日、ユニクロ泉北パンジョ店を利用したが接触者は健康観察(3週間何もなければ感染無し)の注意喚起解除状況になり以後の感染者はいない。

同患者は3月1日に東大阪市で陽性が判明した患者と同一の航空機(エティハド航空EY830便)に搭乗していた。堺市で麻しん感染が確認されたのは2019年以来5年ぶり。

近年では、海外から持ち込まれたウイルスで広がるケースが報告されている同感染症。発熱、発疹の症状があり重症化することもある。

年代によってワクチン接種の有無が異なるが2006年からは1歳と小学校入学前にMRワクチン(麻しんと風疹)の小児への2回接種が行われている。

1回罹患(りかん)したら感染しないと言われている麻しんだが医療機関で検査を受け正確な診断がされていない場合は抗体を持っていないケースも。

「抗体の有無などはかかりつけ医に相談してください。海外からの帰国後、発熱や発疹がある方は医療機関で診察をお願いします」と、健康福祉局保健所感染症対策課は呼びかけている。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年4月11日)時点のものです。

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