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和泉市立総合医療センター(和気町)が増改築される。
和泉市立病院は14年から医療法人徳洲会が指定管理者となり、18年に和泉市総合医療センターに名称変更して現在の場所に移転。35診療科を持ち地域医療の中核を担っている。
18年の移転開設後、1日の平均外来患者数、救急患者数、病院稼働率が想定以上に増加し、増改築が必要とされていた。
市立病院だった時には赤字が続いていたが、指定管理者制度に移行後、収支が上向き現在は黒字になっている。徳洲会から「これまでに得た収益を地域へ還元し医療の充実を図りたい」と申し出があり、徳洲会が今回の増改築に伴う全費用を負担。完成後は市に寄付する。
計画では、本館棟は救急診察室増室、透析用ベッド増床、歯科口腔外科拡張など改築。
増築棟は7階建てで本館棟東側に建設。HCU、災害対策フロアが新設され、がんセンターなどが拡充される。2階から7階を渡り廊下で本館棟とつなぐ。
26年3月頃に完成予定。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月24日)時点のものです。