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コロナ禍でも制作
12月12日、櫻井神社でしめ縄と門松作りが行われた。役員総出で作るのが恒例だが、新型コロナウイルス感染対策のため、基礎疾患がある役員は参加を見合わせ、少人数で行われた。
作業が行われた神具庫は、暖房があっても土間は冷えるだけに「たまたま今日暖かくて助かったわ」。しめ縄は飾る場所によって長さや飾り房の数が決まっているので、役員達は手分けして作業に当たった。米どころである地元のもち米の藁(わら)は黄金色で張りと艶がある。縄をない、縒(よ)り合わせ、飾り房を取り付けると、威風堂々としたしめ縄が出来上がった。役員達は長年培ってきた熟練の技と阿吽(あうん)の呼吸で、本社前に飾る15尺のしめ縄を2時間足らずで完成させた。
一方、門松担当は屋外で作業。境内の青竹を3本1組にし、斜めになった切り目の向きをそろえて、針金で固く縛った。
責任役員の中井文与茂(なかいぶんよも)さんは「毎年のことなので、作ることが出来てよかったです。全員マスクを着用し、寒くても換気して対策を徹底。これからも続けていければ」と語った。
#大阪府堺市南区片蔵
記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年1月8日)時点のものです。