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ビッグバンのこども劇団「酸素デザイン」の公演が1月4日、同館こども劇場で行われる。1時からと2 時半からの2回公演。公募で集まった小学4年生から高校3年生までの子ども18人が、劇団プレイングの指導を受けて7月から練習を重ねてきた。
公演では全員が4チームに分かれて舞台に立ち、裏方も経験する。劇団名を考える際も、全員が好きな単語を4つ書き出し、それを組み合わせて「酸素デザイン」に決まった。「子どもが自分を表現できる場になれば、という思いで始まったプロジェクトです」と話すのはビッグバンの森田多代ディレクター。参加している高校生3人組は「中学の演劇部で一緒でした。高校に演劇部がないので、いい機会になりました」と笑顔を見せる。
公演は1時からが「魔法使いの弟子」と「猫とアフロディテ」、2時半からが「のんびり殿様」。ほかに前座の1作品、合わせて4作品に取り組んでいる。劇団プレイングの山本知史さん作・演出。「のんびり殿様」では、専門家に習った本格的な「殺陣」も披露する。
山本さんは「ストーリープレイング(演じ聞かせ)というスタイルで、子どもだけでなく大人が見ても楽しい作品になっています。ぜひいらしてください」と。入場無料(入館料は別途必要)。ビッグバン072・294・0999